ヘリーハンセン【HELLY HANSE】レインウェアレビュー・MIZUNOサイズ感の違いとゴアテックス比較

ヘリーハンセンのレインウェアを購入しました。
XLサイズです。

当初MIZUNOを購入すると決めていたのですが、試着をしたところサイズ感が合わず、ヘリーハンセンを購入することになりました。

具体的なサイズ感の違い、ゴアテックスではないメーカー品を購入した理由についてお知らせします。

ヘリーハンセン(HELLY HANSE)のレインウェア

購入した実際のウェアがこちらです。

2022年春夏モデルで、¥19800ほどで購入しました。

品番:HOE12150
仕様:耐水性:40.000mm/透湿性:20.000g/m2・24h(B-1法)/はっ水:20洗3級
素材:HELLY TECH PERFORMANCE 40Dリサイクルナイロンタフタ2.5L(ナイロン100%)

ウェアは収納袋に入っています。
袋から出したばかりだと皺だらけですが、着てみると気になりません。(着用姿やウエアの詳細写真は後ほど)

ヘリーハンセン(HELLY HANSE)のレインウェア詳細写真

袋から出すと、グルグル巻きで出てきます。

開いた図。

ヘリーハンセン(HELLY HANSE)レインウェア・トップス

チャックの開口部分は、生地が二重に被るようになっています。

最上部と最下部はボタン。
その間の部分はマジックテープで留めます。

素材はナイロン100%。

ヘリーハンセンレインウェア・トップス・首

首部分は柔らかくふわっとした肌触りの布です。
雨に濡れた時に、首と擦れないようになっています。

ヘリーハンセンレインウェア・トップス・ポケット

左右の胸から腰部分にかけてポケットがついています。

約20cmくらいの開口。
チャック式です。

ヘリーハンセンレインウェア・トップス・背面

背面はプリントもロゴもなく、シンプル。

ヘリーハンセンレインウェア・トップス・帽子

首の後ろ部分に帽子が収納されています。

帽子の収納部分はマジックテープで閉じられています。

帽子を出します。

帽子の後頭部部分には、風で頭から外れてしまわないように、ゴムの絞りがあります。

帽子のツバ部分にはロゴが入っています。

ツバは薄くて柔らかいです。

ツバの内側はこんな感じ。

ヘリーハンセンレインウェア・トップス・袖口

袖には小さくロゴが入っています。

マジックテープで袖口を絞ることができます。

ヘリーハンセンレインウェア・トップス・裾

裾部分は、ゴムで絞ることができるようになっています。

ヘリーハンセン(HELLY HANSE)レインウェア・パンツ

ヘリーハンセンレインウェア・パンツ・ウエスト部分

ウエストはゴム式で、絞るなどしてサイズ調整ができます。

ウエストの合わせ部分は、ボタンとチャックがついています。
水が入らないように布が被せられ、マジックテープでとめられるようになっています。

ヘリーハンセンレインウェア・パンツ・内部

中はこんな感じ。

ナイロン100%です。

ヘリーハンセンレインウェア・パンツ・裾

裾は広くチャックがついており、脱ぎ着がしやすい形です。

裾にはゴムの絞りがついています。

安価作業用・ゴアテックス・メーカー製高性能品のレインウエア比較

レインウエアは夫用に購入しました。

夫は屋外で仕事をすることがあり、雨天や嵐に近い環境であっても図面や無線を持って歩き回ります。
傘を差せないため、雨が染みてくると不快ですし体温を奪います。レインウェアの性能はとても大事なのです。

レインウエアの素材で最高質として知られるのは、ゴアテックスです。

ゴアテックスはフッ素樹脂から作られたアメリカ生まれの素材で、防水耐久性、透湿性、防風性に優れています。
水を通さないのに蒸れない防水透湿が、ゴアテックスの最大の魅力です。

しかしゴアテックスは非常に高価です。
トップスだけで2万~4万円ほどで販売されることも。

夫の職場では、職業柄、各種レインウェアを実際に購入して比較している人が多数います。作業用の安価のレインウエアはもちろんのこと、ゴアテックスやメーカー製高性能品を順に試していくのです。

複数人から得られた口コミは以下の通りです。

【作業用安価レインウエア】
少量の雨でも30分ほどで透湿が始まる。豪雨だとほぼ意味をなさない。
インナーが濡れて体に貼りつき不快。冷えや蒸れの原因になる。
【ゴアテックス】
豪雨でも透湿が少ない。素材だけでなく作りにも工夫がされているので、首元や袖口、裾から水が入りにくい。
性能は申し分ないが、上下揃えると3~6万円前後かかることがある。高価な分、使用に気を使う。
【メーカー製高性能レインウエア】
1万5千円~2万円前後で上下揃えることができる。
長時間の雨の場合はゴアテックスに比べて若干性能が劣るように感じるが、差は僅か。作りも工夫されている。

結論は、

ゴアテックスとメーカー製の高性能レインウエアの性能の差は僅か。
価格差ほど性能の差を感じられないので、総じて「メーカー製高性能レインウエアを買うべし

でした。

MIZUNOとヘリーハンセンレインウエアを比較

最初に購入を検討したのは、MIZUNOのレインウェアでした。
職場ではMIZUNOのレインウェアが好評だったのです。

1万5千円ほどで購入でき、性能もいいとのこと。
インターネット上で話題になっていたこともあり、試した人が多かったようです。

仕様:耐水圧:30,000mm以上/透湿性:約16,000g/m2-24h/はっ水:100洗耐久撥水
素材:ナイロン100%

職場でMIZONOレインウエアのXLサイズを着ている人がおり、夫は試しに着せてもらっていました。
クチコミの良さもあり、MIZUNOを購入すると決めていたのですが、サイズ感だけが気になりました。

夫は身長が179cmあります。
体重は70kg後半。

元々肩幅がある骨格をしており、さらに筋トレをしているので、肩幅や胸襟当たりががっちりしています。
バキバキ、ムキムキといった見せるための筋肉ではなく、実用的な筋肉がついている感じです。

普段着る服は、肩幅に合わせてXL(LL)かLを着ています。

TシャツはLを選ぶことが多いです。デザインによって肩幅がフィットし過ぎてしまうことがあるので、その場合はXLを選びます。アウターは下に着込むことを考えて、XLを購入することが多いです。

会社でMIZUNOのXLを着させてもらった際は問題なく着られたものの、サイズにあまり余裕がありませんでした。
ネットで購入するつもりでしたが、サイズで失敗したくなかったので、実店舗で改めて試着をしてみることにしました。

MIZUNOのレインウエアのサイズ感

MIZUNOのXLサイズを、Tシャツとジーンズの上から着ました。

職場でもユニフォームの上に着ることになるので、試着する際は下に似た厚みの服を着ました。

MIZUNOは肩幅や胸のあたりが窮屈に感じられました。
ただ着るだけならいいのですが、腕を上げたり肩を回したりすると、引っ張られるような感覚があります。

夫の第一声は「着られないことはないけど小さい」でした。

この時、店員さんが教えてくれたのは、「MIZUNOは日本製だからか、サイズが小さめ」という事でした。

夫が職場で試着したMIZUNOのXLの持ち主は、身長170cmほどのがっちりした体型の男性でした。

MIZUNOのHPによると、XLの適正サイズは身長が180〜188cm。胸囲97~103cm。ウエスト83~89cmです。
夫の身長もウエストも問題なく合っていますが、動くことを考えると余裕がありません。細身の方向けの印象でした。

セットになっている下のパンツも履いてみました。
こちらも問題なく入るものの、しゃがむと尻から膝まで突っ張るような感覚がありました。

夫はサッカーをやっていたので太ももに筋肉がついており、太めなことが影響しているのかもしれません。

大きいサイズがないかと訊ねましたが、XLより大きいサイズの入荷はないとのこと。
Amazonや楽天の通販でも、XXL(2XL)の販売は確認できなかったので、XLが最大のサイズなのかもしれません。

ヘリーハンセン(HH)レインウエアのサイズ感

夫:「小さいの嫌だな」
私:「サイズが合わないのに買って、やっぱり小さいから着たくないと言われたら辛い(家計的に)」

と夫婦で相談会をしていると、店員さんが「こちらは同じXLでもサイズに余裕がありますし、性能もMIZUNOよりいいですよ。MIZUNOよりちょっと価格が上がっちゃいますけど」と勧めてくれました。

それがヘリーハンセンでした。

その時まで、ヘリーハンセンというメーカーを知りませんでした。
ロゴは「HH」です。

ヘリーハンセンだかハリーヘンセンだかヘリーヘンセンだか……瞬時に覚えられなかった私たち夫婦は、とりあえず「エイチエイチ(HH)」と呼ぶことにして試着してみました。

着たのはMIZUNOと同じXLです。
しかしMIZUNOと違って適度な余裕がありました。

決して大きすぎるわけでもありません。
上下合わせて着ても、突っ張ることはなく、余裕をもって着ることができました。

夫:「これいい! 動きやすい!」

MIZUNOが1万5千円に対して、HHは約2万円です。
5千円の違いがありますが、突っ張る感覚がなくストレスなく着られるのは良いと思いました。

MIZUNOの耐水圧30,000mm以上に対して、HHは40.000mm。
MIZUNOの透湿性は約16,000gに対して、HHは20.000gと、それぞれHHの方が高性能です。

MIZUNOは撥水に力を入れていますが、社内のMIZUNOユーザーのクチコミによると防水スプレーを使用しながら使う方が長持ちするとのこと。HHも同様に防水スプレーを使えば問題ないと判断して、HHの購入に踏み切りました。

ヘリーハンセンXLを179cmがっちり体型が着てみた

夫が実際に着た姿がこちらです。(20代から白髪の白髪体質です)

どんな体勢をしても、突っ張らず余裕があるとのこと。

もちろん完全にしゃがんでも、突っ張らず。

帽子を被った図。

不審者……。

店舗購入、ネット購入どちらがお得?

ゴアテックスほどではありませんが、メーカー品も安くはありません。
できるだけお得に買いたい!

ということで、実店舗での価格と、ネット通販での価格を比べてみました。

(比べる際は何年製のモデルであるか、性能にズレがないか要確認。特にネットでは同じメーカーで似たデザイン、近い価格でも、耐水性等の性能に差があるので注意が必要です)

私が行ったスポーツやアウトドアウエアに特化した店舗では、MIZUNOは¥15,950、HHは¥19,800(うろ覚え)と、ほぼ定価で販売されていました。

対してネットでは、MIZUNOは千円から二千円ほど安く購入ができます。ポイントもつくので、試着の必要がなければネットの方がお得に購入できます。

ヘリーハンセン(HH)の2022年モデルは、店舗とネット通販で、ほぼ同額で販売されていました。
ポイントがつく分ネットの方が少し得でしたので、わが家はネットで購入しました。

メーカー製のレインウエアは、作業着等を取り扱う店舗には置いておらず、アウトドアウエアを扱う店舗に行くことになります。それも小さい店舗だとあまり数がなかったり、扱い自体がないこともありました。

近くに店舗がないと往復のコストがかかるので、試着をする必要がない場合は、通販の方がお得かもしれません。

ヘリーハンセン【HELLY HANSE】レインウェアで悔いなし

雨のわずらわしさから解放される、いい買い物でした。

レインウエアに悩む方の参考になりますように。

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