アドセンスに一発合格経験者が、2021年3回落ちて4回目に合格・やったことリスト

ブロガー歴2年の猫家です。

1個目のブログを2020年5月に立ち上げました。
記事を5つほど書いてアドセンスに申請し、一発で通りました。

このブログは2個目のブログです。
2021年9月の中旬に立ち上げ、5記事ほど書いたところでアドセンスに申請しました。

3回落ちて4回目で合格しました。

一発で合格した時と今回は何が違ったのか。

審査に落ちる度に何を改善していったのか、どなたかの参考になるべく記します。

アドセンス一発合格の余裕

2020年5月に一個目のブログを立ち上げた時、既に「アドセンス合格は難しい」と言われていました。

ネット上には合格のための指南記事が溢れていて、Twitter上では毎日、合格不合格のツイートが流れていました。

私は今よりもずっとネットやブログに関する知識がありませんでしたので、気を引き締めねばと気合を入れて「アドセンス合格のために必要なこと」を調べまくりました。

調べて得た知識を元に、これらのことを揃えました。

・プロフィール
・プライバシーポリシー
・問い合わせ
・記事5本程度

問い合わせページはアドセンス合格のためではなく、企業から記事掲載の問い合わせがあると増益のきっかけになると知り、未来に希望を馳せて設置しました。

結果、確かに企業からの問い合わせは多数いただいていますが、セールスが大半です。ガックリ。

身バレをしたくなかったのでプロフィールは簡素でしたし、プライバシーポリシーは「コピーして使用していいよ」と掲載している親切なブロガーから頂き、一部文言を修正した程度でほぼそのまま使用しました。

Google search consoleに登録していましたが「インデックスさせる」という知識がなかったため、申請時に記事がインデックスされていたかどうか不明です。

アナリティクスに登録していなかったので、PVがどれだけあったのかも不明です。

記事は、「政治家への苦言」「主婦の息抜きにアレクサのechoshow5を導入したこと」「中古住宅をリフォームではなく建て替えた理由」などをテーマに書いていました。

当初から雑記で、専門性はありません。一記事当たり2000文字前後です。

使用していたテーマは無料のCocoon。コードやカスタマイズの知識がなかったので、装飾はほぼ初期の状態で、カテゴリーわけもしていませんでした。

アイキャッチはフリー画像で、文字等を入れることはせずに画像のみを使用しました。

アドセンスに申請した後は、記事を毎日更新しました。

まるっきり初心者でしたので、よく聞かれる「100記事書いたら何かが拓ける」に触発されて、何でもいいから書き続けていたのです。

更新している間に書いた記事の例が以下です。

「身動きがとりにくい子持ち主婦がリモート飲みで得られるもの」
「東日本大震災時の大病院の対応記録」
「被爆者の出産が妨げられないために(被ばく量検査の助成等の紹介)」
「虐待を疑ったら即通報の懸念」
「小学生の心因性体調不良の実例と対処」
「猫の里親募集で注意するべきこと」

これ等の固い内容から、ある映画の性的描写について、「女性はあんなやり方をされると痛い。演技指導者が男性で納得。AVを手本にしているのではないか」と苦言を呈する記事も書きました。

アドセンス審査に性的テーマはよくないと言われていますが、書きたかったので書いてしまったのですよね。(卑猥な書き方はしていません)

どの記事にもアフィリエイトは貼っていません。
そんな知識がありませんでした。

審査に出して2週間で合格通知がきました。

「アドセンスは難しい」と散々聞いていましたので、落ちるのを覚悟していましたが、一発で通りました。

「おや、性的描写のある記事まで書いたのに一発で通るとは。実はそこまで難しくないのかな?」

私はこの時、とんでもない勘違いをしたのです。

アドセンスを侮るものは、アドセンスに泣く

一個目のブログで早々に合格した私は、アドセンスを舐めていました。

ブログを立ち上げて一年以上が過ぎた2021年9月中旬に、思い付きで二個目のブログを立ち上げます。

使用したテーマはTHE THOR。

一個目のブログは家族の病気のことや精神的なことについて書いていましたので、気軽な気持ちで読めるような、お勧めの商品紹介や楽しい話題。誰かのためになることをまとめたブログを作りたいと思いました。

「気軽に書く」がモットーでしたので、コンビニの季節商品を試してみた記事をいくつか書き、IKEA商品について書いた記事もアップしました。

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2000文字から3000文字程度の記事を5本書いたところで、アドセンスの審査に出そうと考えます。

しかし実は、「今回は落ちるかもしれない」と不安が過りました。

商品紹介の記事は、商品の説明、感想が他の記事と似てしまいます。
特にコンビニ商品の紹介は、「美味い」に「芋の風味が効いている」などありきたりなことしか書けませんでした。

オリジナリティを出そうにも、商品を評価するボキャブラリーが足りず、私らしさが出せませんでした。

不安があったものの、アドセンス審査は何度でも挑戦できるのだし、一発で通ったら儲けものだと思い、審査に出しました。

審査結果を待っている間は、一個目のブログの更新や家族の用事で手が取られ、2~3日に一度のペースで記事を更新しました。

二週間経ち、不合格のメールを受け取りました。

一度目のアドセンス落選理由と改善点

……やはりそんなに甘くなかったと実感しました。

猫家
猫家
この男性、にこやかだけど厳しいです。

落選理由をアドセンスで確認しました。

Google Adsenseトップページから「サイト」→「サマリー」と進みます。

緑で「準備完了」と書かれているのが、一個目のブログです。
二個目のこのブログのドメイン「nekoyayokotyo.tech」は赤文字で「要確認」となっています。

開いてみると。

「サイトは広告を表示できない状態です」とあります。

……ええ。それは先ほどメールをいただき、既に知っていますけどね? と悪態をつきながら、右下の青文字「状態を表示」をクリックします。

価値の低い広告枠・コンテンツが存在しない

「価値の低い広告枠・コンテンツが存在しない」と書かれていました。

価値が低いですって。
……そうかなと思ってはいたけど、「あんたのブログ、価値ないよ」と言われるのはやはりショックです。

・作成中のサイトやアプリにプレースホルダ的なコンテンツが表示されている状態もこれに含まれます。

と書かれていました。

プレースホルダとは、場所取りだけしてあるけど中身がないコンテンツ(?)のようなものだそうです。
私は記事が少ないにも関わらず、カテゴリーを複数に分けていて、記事が一つしかないカテゴリーがありました。

その他、確認すべき事項として記載されていたのが以下の通りです。

・サイトで独自性のあるコンテンツと優れたユーザーエクスペリエンスを提供する
・プログラムポリシー:質の高いサイトを作成するためのヒント(パート2)
・ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン

猫家
猫家
何のこっちゃ?

サイトで独自性のあるコンテンツと優れたユーザーエクスペリエンスを提供する

ユーザーエクスペリエンスとは「ユーザー体験」を指すものだそうです。

ユーザー体験談が優れてない。足りてないんじゃないの? ってことですね。

気軽に読めるブログにしたいと言う思いがありましたが、実のところ「気軽に書きたい」という自分の希望を優先していました。

他者に真似ない、私独自の感想が足りないんじゃない? と聞かれたら、その通りでした。

プログラムポリシー:質の高いサイトを作成するためのヒント

質の高いサイトを作成するためのヒントには、

・内容が重複する複数のサイトやページを作成しないこと
・サイトにアクセスおよび再訪したくなるコンテンツを掲載する
・ユーザーが期待する情報・サービスを提供する

よう求められています。

そんなことわかってるわー!!
と心で叫びましたが、とにかくオリジナリティを表した上で、誰かの役に立つ情報を発するしかないのだと思いました。

ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン

品質に関するガイドラインの基本方針には、以下のように書かれています。

・検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
・ユーザーをだますようなことをしない。

猫家
猫家
騙したりしてないんだけどなー

利便性を考えてこその、カテゴリーわけもしています。
でも記事数が少ないカテゴリーの存在はマイナス評価がつきやすいという話しもあり、無くすべきだと考えました。

一度目の不合格で改善したこと

オリジナリティを出そうと、商品紹介などではない、家庭のネタを記事にしました。(アドセンス通過のための記事であり、本来書きたいものではなかったため身が入っていませんでした)

カテゴリーを一つに絞り、全ての記事をそのカテゴリーに入れました。

一回目の申請時には気を抜きすぎていて、プロフィールや問い合わせ、プライバシーポリシーを設定していなかったので、作りました。

猫家
猫家
初歩的な部分を丸で忘れてた!

Google search consoleに記事がインデックスされるだけで、アドセンスの審査に通ったという他サイトの記事を読みました。
serch consoleを確認すると、私がかいた記事はほぼインデックスされていません。

何度もインデックス申請を出すのと同時に、再度アドセンスの審査に出しました。

審査に出している間、2~3日に一度の割合で記事を更新しました。

二度目のアドセンス落選理由と改善点

二度目の落選の知らせは、二週間後に届きました。

前回は一度で通ったと言うのに(無駄なプライドによる主張)、また落ちました。
不合格の理由が、前回より増えました。

・コンテンツの最小要件がプラスされました。

・プログラムポリシー:質の高いサイトを作成するためのヒントはなくなりましたが、・ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン(質の低いコンテンツ)が加わりました。

コンテンツの最小要件

まさか不合格の理由が増えるとは……。

コンテンツの最小要件とはどういうことかと思い調べてみると、アドセンス審査時のおける記事数の少なさが問題だと言っているのだとか。

いや。むしろ初回申請時より記事が増えているんですけどね?
今更これが足されるってどういう事よ? と釈然としません。

ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン(質の低いコンテンツ)

ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインは前回も聞いたけど、わざわざカッコをつけて(質の低いコンテンツ)を強調してきてる!!

猫家
猫家
追い打ち!!

そこで再度「ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン(質の低いコンテンツ)」について調べました。

Google検索セントラルによると、これが指摘されたページには、以下が該当しているとのこと。

・コンテンツの自動生成
・内容の薄いアフィリエイトページ
・無断複製されたコンテンツ
・誘導ページ
やはりアフィリエイトやリンクを貼っているのがいけないのではないかと、考えました。

二度目の不合格で改善したこと

相変わらず記事のインデックスはされていませんでした。
ポリシー違反がなくても、記事の質が低かったりサイトの信頼性が低いうちは、インデックスされにくいと聞きます。

できたばかりのサイトなら尚更インデックスされにくいのは当然でしょう。

search consoleにインデックスされているかどうかは、アドセンスの審査には関係ないという話しも聞きました。

猫家
猫家
みんな言う事が違う

一個目のブログを審査に出した時には、インデックス自体を知らなかったことを考えると、インデックスされているかどうかは関係ないという噂の方に信憑性を感じました。

やはりアフィリエイトやリンクの多さが問題ではないかと考えました。

コンビニ商品を始めとした何かの紹介記事には、Twitterで呟かれた評判をリンクをつける形で貼っていました。

実際にリンクを貼った方が評判が嘘じゃないと伝えられますし、人の口コミを読むのが私自身好きなので、好んで読んでもらいやすいのではないかと思ったのです。

リンクを外してもどの記事も2000~4000文字ありましたので、決して文字数稼ぎではありません。

しかしリンクをたくさん貼った記事がGoogle search consoleにインデックスされにくいことが経験でわかっていましたので、やはり評価に関係するのかもしれないと感じました。(コンビニ記事はインデックスされていたのですけどね)

悩んだ挙句、他サイトのリンクやアフィリエイトがとくに多い記事2本を、非公開としました。

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他の記事に入っているリンクやアフィリエイトも全て外そうかと思いましたが、非常に手間がかかりますし、「アフィリエイトを貼っていても合格した」という人が実際にいましたので、そのまま申請してみることにしました。

コンビニの商品紹介記事は、自分でもオリジナリティが足りないと分かっていました。

下げて申請しようかと思いましたが、コンテンツの最小要件が指摘され、つまり記事数が少ないと言われていましたし、数少ないインデックスされている記事に含まれていましたので、そのままにして申請しました。

三度目のアドセンス落選理由と改善点

三度目の申請後、「地元の紹介を記事にすると評価が上がるらしい」と、根拠が定かでない噂を耳にしました。

確かに地元民ならではの情報を詳細に書ける分、記事のオリジナリティが増しやすいのかもしれないと思いました。

しかし私は身バレが怖いので、今いる地域については書けません。

そこで、かつて住んでいた地域について書きました。

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しかし三度目の申請をして5日で、不合格のメールがきます。

これまで二週間経ってから通知が来ていたのに、今回に限って早い連絡に「ダメだって言ってんだろ!!」というアドセンス様の声が聞こえた気がしました。

三度目の正直が破れた

今回の不合格の理由は、前回と全く同じでした。

これまでは心のどこかで、「私はかつて一発で通ったし!」「今回はどのラインまで手を入れたら通るか、実験的な要素を含めて申請してるんだから(強がり)」という驕りがありました。

しかし痛感しました。
真摯に向き合わねば、アドセンスの扉は開かない!!

気になることは全て潰す

気になることを全て潰すことにしました。

まずカテゴリーを一つに絞っていましたが、二つに増やしました。

三度審査に落ちるうちに、少しずつではありますが記事数が増えていました。商品紹介とブログ関連の記事が多いのですが、これらが一つのカテゴリーに入っているのは不自然でしたし、ユーザー目線ではカテゴライズされている方が親切だと思いました。

各カテゴリーに5記事以上ありましたので、問題ないだろうと踏んでのことです。

続けて、他サイトのリンクやアフィリエイトは全て消しました。

すごーく手間でしたが、そんなこと言っていられません。
合格するために、できることは全てやろうと考えました。

合格後、リンクを戻すことを考えてデータをコピーしながら修正をしました。

もちろん、Twitterの呟きのリンクも全て消しましたので、h見出しが丸々消える記事もありました。

コンビニ記事は全て未公開とし、インデックスも外すようGoogle search consoleに登録をしました。

コンビニ記事はインデックスされている数少ない記事に入っていましたが、他サイトと差別化が図れなかったうえ、Twitterの口コミも載せていたのでわざわざ手を入れるのが面倒になり、下げる方が無難と判断しました。

他の記事のアフィリエイトを全て消し、画像を見せるためにアフィリエイトを貼っていた部分には、無料画像や自宅で撮った画像を載せました。

どうしても画像を用意できなかった箇所が1,2か所あり、通販サイトから「出典」の注釈をつけて載せました。

コピーとみなされてマイナス要素になるかとも思いましたが、画像がないと記事を見てくれる人には不親切だと考え、悩んだ末に「少しなら大丈夫かもしれない」と考えて載せました。(ここだけ不安が残りました)

大幅に手を入れ、再度申請に出しました。

これで不合格だったら手がない状態でした。

申請を出してからは、下手な記事を書いたらアドセンスの印象が悪くなるかもしれないと想像し、思うように記事を書けなくなっていました。

そのときにTwitterで呟いたのがこちら。

思いがけず賛同も得られたので、悩んでいる方が多いのだなと感じられました。

悩みながら書いた記事がこちらです▽

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4度目の申請で、アドセンス合格!

申請をして5日後、朝起きるとアドセンスからメールが届いていました。

キター!!!
ヤッター!!
バンザーイ!!

ブロガーでも何でもない夫も喜んでくれ、テンションが高いままTwitterで呟きました。

アドセンス合格しただけですが、ブログを攻略したような錯覚に襲われました。(気のせい)

それほど嬉しかったです。

合格のためにやったこと

合格時点の状況は以下の通りです。

・プロフィール設置
・プライバシーポリシー設置
・問い合わせ設置
・記事16記事(プライバシーポリシー等の固定ページを除く)
・カテゴリー2個(記事ジャンルが大きく異なるものがあったため)
・アフィリエイト全消去
・リンク全消去

基本と言われていることですね。

アドセンスを侮らず、初めから危ないと言われることをやらないでおけば一発で合格できたのでしょうか。

わかっているのは、私がアドセンスを侮っていたこと。そして侮ったままでいたら、ずっと合格できなかったということです。

記事の文字数は3000~6000文字程度が多くなりました。(たまたま多くなったというだけで、最近合格された方には2000文字程度の記事ばかりで合格されている方が多くいるようです。文字数より何を伝えたいかが明確なことが大切な印象です)

結果として、インデックスされている記事が殆どなくても、アドセンスに通ったということがわかります。

「ブログには真摯に向き合ってください!」と暗に叱られたような、アドセンス合格記でした。

気を引き締めて、書いていこうと思います。

どなたかの参考になりますように。

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